由伸のホロ苦5失点デビュー 大谷が尻叩く気遣い、ダルも見守る ネット反響「弟を見守る視線」「泣ける」

[ 2024年3月21日 20:00 ]

ナ・リーグ   ドジャースーパドレス ( 2024年3月21日    高尺スカイD )

<ドジャース・パドレス>初回、5失点でベンチに引き揚げる山本由伸(AP)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が開幕2戦目となる21日のドジャース戦に先発。いきなりパドレス打線に捕まり、初回だけで43球を投げ4安打2四死球5失点と不本意な投球となった。

 高尺スカイドームのまっさらなマウンドに上がった山本。その姿をパドレスベンチでは前日に開幕投手を務めたダルビッシュが見守った。ドジャースベンチから大谷が真剣な表情で見つめる中、初球は96・6マイル(約155・4キロ)の直球。ボガーツに二遊間を破られたが、直球は走っているように見えた。

 しかし、続くタティスに死球を与えると、3番・クロネンワースには甘く入ったスプリットを完璧に振り抜かれ右翼線に先制の2点三塁打を浴びた。わずか9球で2点。さらに、マチャドに四球後、無死一、三塁からキム・ハソンに中犠飛を許すなど、この回5失点。2三振を奪ったものの、不本意な投球となった山本がベンチに帰って来ると、大谷は左手で山本のお尻を叩き声を掛けた。

 メジャーの舞台に松井も含めて4人の日本人選手が集結。山本は2回のマウンドに上がることはなく、ほろ苦いデビュー戦となったが、SNS上では「ダルの弟を見守る視線」「ダルが見守っている。複雑な心境だろう」「大谷と山本が本当に同じチームで…最終的には世界一になって「大谷…いろいろ大変な中で、山本を気遣って泣ける」「松井がベンチで談笑する姿頼もしい」などさまざまなコメントが寄せられた。

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