山本由伸 “超レアケース”の1回5失点降板 自己最短、1イニング5失点は自己ワーストタイ…

[ 2024年3月21日 20:45 ]

ナ・リーグ   ドジャースーパドレス ( 2024年3月21日    高尺スカイD )

<ドジャース・パドレス>初回、5失点でベンチに引き揚げる山本由伸(AP)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が開幕2戦目となる21日のドジャース戦に先発。初回からパドレス打線に捕まり、1回4安打5失点で降板した。

 山本の大乱調は「超レアケース」と言える。これまで先発時の最短降板はルーキーイヤーの2017年10月9日ロッテ戦(ZOZOマリン)での4回で、1回は自己最短。さらに1イニング5失点は同戦と18年9月19日楽天戦(京セラドーム)に並ぶ自己ワーストタイとなった。

 立ち上がりに乱れることのない安定感が持ち味の右腕。初回の5失点も極めて珍しいと言える。年間のイニング別失点で、初回は20、22年の「5」が最多。特に22年はシーズン26度の先発での数字だけに、安定感を物語る数字と言える。メジャーデビュー戦の1試合だけで5点を失ったことは、これまでの傾向で言えば、全くの想定外だ。

 1回を投げ、失点、自責点ともに5で防御率は45・00。日本を代表する投手だけに、長いシーズン数字をどこまで良化させていくか注目される。

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