阪神・青柳 「俺が現役だったら絶対に走りたい選手」と“宣戦布告”された赤星氏に弟子入り、極意学ぶ

[ 2023年2月6日 19:10 ]

<阪神宜野座キャンプ> 赤星氏(左から3人目)の話を聞く青柳(右から2人目)ら投手陣(撮影・大森 寛明)
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 阪神の青柳が臨時コーチとして沖縄・宜野座キャンプを訪問しているOBの赤星憲広氏(46=本紙評論家)に“弟子入り”した。

 元々、クイックモーションが巧みで昨季もセ・リーグの規定投球回到達の投手では最小の許盗塁、トップの阻止率。この日はクイックモーションの速さから赤星氏に「俺が現役だったら絶対に走りたい選手」と“宣戦布告”され、右腕からけん制の間や回数の駆け引きなど様々な質問をぶつけた。すべて通算381盗塁を誇る走塁のスペシャリストとしての目線から答えが返ってきたといい「引き出しは増えた」と手応え。昨季までの経験で、青柳は機動力を最も警戒する球団として中日を挙げた。

 「高松とかがタイミングで、飛び出しても良いから行っちゃう。そういうのはさせない方法もあると思いますし。(赤星氏の考えでは)長持ちしてけん制されたら(その試合の)2回目の出塁からやりづらかったりとか」。主に野手を指導してきた赤星氏との貴重な意見交換の時間は虎のエースにとって更なる進化を促しそうだ。

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2023年2月6日のニュース