巨人“荒振る”6万3968スイング 「ふるふる選手権」1位は「熱男組」 大久保コーチも「1000点」

[ 2023年2月6日 05:30 ]

打撃練習する増田陸(撮影・尾崎 有希)
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 第1回「ふるふる選手権」1位は…「熱男」チームでした!巨人は3人一組、6チームで行っていたアーリーワークの第1クールでのスイング数を発表。松田、岸田、増田陸で結成された「松田組」がトップに輝いた。

 1位チームには第2クールでの練習ノルマの軽減特典付きというルールで競わせた4日間。外国人を除く全18人合計スイングは6万3968回を数えた。「1000点ですよ。ケガ人がない。数も振っている」と発案者の大久保打撃チーフコーチは笑顔。原監督も「ハードな練習の中でしっかり準備をして、第1クールとしては非常に良かった。こういう形でキャンプはやろうと伝えていたので、それを励行してくれた」とうなずいた。

 松田組の1万5151スイングは断トツだった。2位の長野組(オコエ、鈴木)とは4931差。増田陸は「一番振る」の宣言通り、個人トップの7100回と振りまくった。初日の1900回から始まり、この日も1500回。体の向きを変えるなど数種類の連続ティーを行い「惰性では身にならない。意味ある練習に」と4日間連続で最後の一人になるまで追い込んだ。リーダーの松田も2750回。圧勝した3人は、第2クールでのノルマが、1日あたり1800回分軽減される。

 休養日を挟み、7日からはチームを再編成。若手のノルマは第1クールの1日1000から、2000に倍増する。大久保コーチは「DAY DIE DAY。日々死んでもらう」とさらなる特訓を予告。まだ薄暗い午前7時からの戦いがまた始まる。(小野寺 大)

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