巨人“3人で1球”外野守備　「競争意識も出る」試合での“お見合い”対策へ掛け声は「got　it！」　

外野ノックの打球を3人同時に追う（左から）鈴木、オコエ、萩尾（撮影・西川祐介）
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　巨人がユニークな外野守備練習を行った。オコエ、鈴木、ドラフト2位・萩尾（慶大）の3人が同じ場所から、後方の飛球を追う。最も速く落下地点にたどり着いた選手が捕球する際、声かけをし、衝突を避ける。

　鈴木外野守備兼走塁コーチは「3人で追うと、他の人のスタートや、走るスピードはどうなのかが分かる。競争意識も出る」と説明。楽天から加入のオコエは「チームによってかけ声も違うので学びながら」。「オーライ」「OK」などが有名だが、巨人では「got　it！（ガリィ）」と叫び捕球意思を示す。萩尾は「近いので譲り合いが起きたりする」。試合での「お見合い」対策や、衝突による故障防止にもなる。太陽が重なる角度からのノックも行うなど、屋外球場対策も行った。（川島　毅洋）