ソフトB・大関 開幕ローテへ手応え「70点」 制球に課題残るも球威よし!!

[ 2023年2月6日 05:00 ]

登板する大関(撮影・岡田 丈靖)
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 まだまだ“序ノ口”の手応えだった。ソフトバンクの大関が宮崎キャンプ第1クール最終日の5日、フリー打撃に初登板した。今宮に23球を投じ安打性1本でボール球が11。続くホーキンスには21球で安打性1本、ボール球5、見逃しストライク4、空振りを4取ったが「60~70点ですね。今宮さんからは、いい球でファウルを取れた。そこは良かったけど突き詰めるところは多い」と振り返った。

 1日の初ブルペンでいきなり151キロをマーク。オフには独学で物理学の本を読みあさって力の出る方向を学んで投球に生かした。藤本監督は開幕ローテーションを狙う左腕を「球がずっと強い、大関は」と評価したが、制球には納得しなかった。この日も、最後まで斉藤和、斎藤学の“ダブルサイトウ”投手コーチが見守る中で調整した。斉藤和コーチは「打撃投手で物足りなさしかなかったんで。終わってからフォームの話をして、球を投げたら強い球は戻っていた」と修正を加えたことを明かしていた。第2クールも大関は日々精進を狙う。(井上 満夫)

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2023年2月6日のニュース