清原氏　バックスクリーン弾の中日・石川昂を絶賛　「球に力が伝わっていた」通算400本塁打「十分届く」

ベンチに戻る石川昂（右）に拍手する清原氏（左は片岡2軍監督）（撮影・椎名　航）
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　西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏（55）が読谷の中日2軍キャンプを視察し、左膝前十字じん帯損傷からの復活を期す石川昂を絶賛した。

　「凄い打球。脚の状態も、あれだけ踏ん張ることができるなら（問題ない）。球に力が伝わっていた。去年とは比較にならない」

　一塁ベンチ前でPL学園後輩の片岡2軍監督と並んだ清原氏は、昨年の視察でも打撃指導した次代の主砲に熱視線を送った。フリー打撃でバックスクリーン最上部に当てるなど62スイング中18本の柵越え。打ち終わりの石川昂を拍手で出迎え「ケガなく年間100試合以上、20年やり続ければ（通算400本塁打）は十分届くと思います」。歴代5位の通算525本塁打した同氏が太鼓判。ここ2年はケガに泣かされた21歳が、逆襲のキーマンだ。（湯澤　涼）