里崎智也氏「不思議な時間を過ごした」06年WBCでの悲劇を振り返る

[ 2023年2月6日 20:06 ]

21年12月、ロッテ・佐々木朗と対談する石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)が5日、TBSラジオ「石橋貴明のGATE7」に元ロッテ・里崎智也氏(46)を招いて、06年の第1回WBC大会を振り返った。

 石橋が「里崎くんが優勝した第1回もアメリカ代表にジーターいたし…」と話を振ると「ジーター、ケン・グリフィー、チッパー・ジョーンズ、クレメンス、デレク・リー、ヤングみたいな。選手だけ見たら今回のアメリカ代表よりも凄いっす」と答えた。

 さらに里崎氏は、勝ち越しのチャンスを逃した「アナハイムの悲劇」と言われる「ボブ・デービットソンのタッチアップ事件があった時ですよね。現場では何が起こったのかわかんなかったです。リプレーもなかったですし」「(西岡)剛にも、みんな“剛、ちゃんとやったよな”と言いながら不思議な時間を過ごしましたね」とベンチでの様子を明かした。

 さらに「結果論ですけど、あのおかげで日本が一気に盛り上がったらしいんですよ。06年、09年の優勝が今の盛り上がりにつながっている」と続け「アメリカもドミニカもプエルトリコも本当に優勝したいらしいです」と明かした。

 ≪アナハイムの悲劇≫2次リーグ初戦の米国戦で、同点3-3の8回1死満塁。岩村が左飛を打ち上げ、三塁走者西岡がタッチアップ。日本が勝ち越したと思われた。しかし米国は捕手が、三塁のカバーに入ったジーターに送球し、西岡の離塁が早かったことをアピール。確認を求められた二塁塁審は両手を広げた。これに米マルティネス監督が「判定を下すのは、球審のはずだ」と抗議。結果、判定は「アウト」に覆り、米国に9回サヨナラ負けを喫した。

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2023年2月6日のニュース