レンジャーズ傘下筒香が米4年目へ決意　昨季は腰痛に苦しんだが「痛みが全くない状態。やっと体が一つに」

オンライン会見を開いた筒香

　レンジャーズとマイナー契約を結んだ筒香嘉智外野手（31）が6日、オンライン会見を開き、米4年目のシーズンへ「自分の立場は認識している。良い気持ちの高ぶりがある。良い結果を出して、良い姿を見せられるように頑張る」と意気込みを語った。

　昨季は開幕直後から腰痛に苦しみ打率・171、2本塁打、19打点で8月に戦力外に。その後、ブルージェイズとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格を果たせず、シーズン終了後にFAとなっていた。このオフは日本の複数球団から獲得オファーがあったが「米国でプレーしたいという決断だった。（その決断が）ブレる、ブレないという感覚すらなかった」と強い決意をにじませた。

　20日（日本時間21日）から始まる野手組のメジャーキャンプには、米4年目で初めて招待選手として参加する。早期メジャー昇格へ「もちろんキャンプでいいパフォーマンスをするのがベスト。腰は痛みが全くない状態。自信を持って打席でスイングできる。やっと体が一つにまとまってきたという感覚もある」と力を込めた。

　前回出場したWBCに挑む侍ジャパンについては「現状の日本のベストメンバーがそろっている。変なプレッシャーを感じずにやってほしい。日本代表として戦うということは人生においても貴重な時間。自分も全力で応援したい」とエールを送った。