ロッテ新人3選手が「石垣やいま村」訪問 ドラ2友杉、リスザルにタジタジ「怖かった」

[ 2023年2月6日 13:38 ]

<ロッテキャンプ休日>石垣やいま村を訪れ琉球衣装に身を通した友杉、菊地、高野=左から(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの沖縄・石垣島での春季キャンプ初の休養日となった6日、新人3選手が八重山の家並みを再現したテーマパーク「石垣やいま村」を訪問した。ドラフト1位・菊地吏玖(22=専大)、同2位・友杉篤輝(22=天理大)、同4位・高野脩汰(24=日本通運)の大学・社会人出身の3人は琉装を体験し、リスザルとのふれ合いを楽しんだ。

 琉装体験は琉球王朝の高貴な人たちが来ていた衣装を着て園内で写真などの撮影ができるもので、菊地は黄色、高野は緑、そして友杉は母校のカラーの紫の衣装を選択。古民家の前で3人そろってポーズを決め、笑顔を見せた。

 その後は園内の「リスザルの森」に移動し、中南米原産のボリビアリスザルとふれ合った。手のひらに乗るほど小さなサルだが、とても人懐こく、えさを持った瞬間に数十匹が殺到。肩や腕、背中、頭に乗るサルもいて3人はタジタジ。菊地は犬、友杉と高野は猫を実家で飼っており、いずれも動物好きとのことだが、友杉は「あれだけの数に一気に来られたて怖かった」と苦笑いした。

 プロとして初キャンプの第1クールが5日で終了し、束の間の休息。菊地は「民族衣装も王家の方々が着られてていたものを着せていただいたりとか、リスザルともみくちゃになってたくさん、ふれ合えたので。ここに来ないと体験できないことばかりなので、凄く面白かったですし、有意義な休日になったと思います」と意義を強調。友杉は「リスザルが初めて見たので怖かったですけど、楽しい時間でしたし、リフレッシュできる良い休日を過ごせた」と振り返り、高野もこのハードなキャンプのスケジュールに、こういう1日を過ごせて、あしたからの練習の励みになります」と話した。

 7日からの第2クールでは実戦練習も本格化する。高野は「より試合に近づいた練習に入ってきますし、自分自身もここまで良い調子で上げってきているので、このままオープン戦とかにつなげていけたら」、友杉は「実戦が始まり、アピールできるチャンスですし、自分の力を試せる機会なので、どこまでできるか楽しみ」、菊地は「ここまで良い状態で上がってきている。僕はアピールしよう思うと焦ってしまうタイプなので、そこはあまり思い過ぎずに自分のペースでやっていければ」と意気込みを語った。

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