巨人・大勢 しびれる35セーブ目「ネクストに村上くんがいたので、山田選手で切りたいな、と」

[ 2022年9月20日 22:51 ]

セ・リーグ   巨人5―4ヤクルト ( 2022年9月20日    東京D )

<巨・ヤ>勝利し、喜ぶ小林(右)と大勢 (撮影・光山 貴大)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)がヤクルト戦(東京D)で今季54度目となるリリーフ登板。吉川のスーパー守備もあり1安打無失点に抑え35セーブ目を挙げた。2015年山崎康晃(DeNA)、22年栗林良吏(広島)がマークした新人最多37セーブまで「あと2」。大勢は残り7試合でこの記録に挑戦する。

 試合後の大勢との一問一答は以下の通り。

 ―いつも以上にしびれる登板だった。

 「そうですね。ホーム最終戦やったんで、しっかり締めて終わりたいなと、しっかり投げようと思ってマウンドに上がりました」

 ――あと一人回れば村上の打席。意識は。

 「ネクストに村上くんがいたので、山田選手で切りたいな、というのはありました。少し」

 ――山田に対して、2球フォークを続けた後、最後はまっすぐ。

 「全然手出してくれないなと思ったので、どうしようと思った時に、まあ自分はもうインコースまっすぐしかないな、と思ったときに、誠司さんもインコースまっすぐを要求してくださったので、思い切って投げることができました。自信持って」

 ――東京ドームで21セーブは、球団最多タイ記録。

 「今日もそうですけど、尚輝さんのファインプレーとかに助けられてここまで来られたので、これからさらに、そういう助けをもらいながら、もっと自分もチームを助けられるように、野手の皆さんに安心して守ってもらえるような投手になっていかないといけないな、と思います」

 ――新人最多セーブ記録にまた近づいた。

 「やっぱり新人記録とかというのはよく言われますし、やっぱり周りの人たちが意識しているな、というのも感じますし。まだジャイアンツの歴代の人たちが、そういったところに名を挙げていらっしゃらないので、そこにジャイアンツの代表として名前を挙げることができたらいいなって思います」

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