オリ・宗 名誉挽回の一打に涙ホロリ「良くも悪くも、今日は僕の日だな…と」

[ 2022年9月20日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス6-5ソフトバンク ( 2022年9月19日    京セラD )

<オ・ソ>10回2死満塁、サヨナラ安打を放ち手荒い祝福を受ける宗(左3人目)(撮影・後藤 正志)
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 名誉挽回の一打に宗の涙腺は自然と緩んだ。10回2死満塁でレイの外角155キロを中前へ。4月29日の西武戦以来、通算3度目のサヨナラ打に「年齢を重ねるにつれ、泣きやすくなっていて…。すみません」と声を震わせた。まだ26歳。昨年10月もロッテとの首位攻防戦で同点弾を放って涙したことがあった。

 「良くも悪くも、今日は僕の日だな…と思っていた」。4回の守備では悪送球が失点に直結。9回には送りバントの失敗もあった。

 「僕のエラーで田嶋も失点しちゃって、僕のバントミスの後も、正尚さんが還してくれた。いろんな人に助けられたのに、最後、僕だけが持っていったみたいな感じになっちゃった」と喜びも控えめだ。中嶋監督は「明らかなミスですからね。でも、自分でも取り返そうと思っていたと思う。こういうことがあるんですね、本当に」と感じ入った。

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