巨人・吉川のビッグプレーで村上ネクストで試合終了「今日のヒーロー」「助かった」「神」ネット称賛

[ 2022年9月20日 22:43 ]

セ・リーグ   巨人5―4ヤクルト ( 2022年9月20日    東京D )

<巨・ヤ>3回、丸の適時二塁打で生還した吉川を迎える原監督(撮影・村上 大輔)
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 巨人の吉川尚輝内野手(27)が今季本拠地・東京ドーム最終戦となるヤクルト戦最終戦の9回に美技でチームを救った。

 1点リードで迎えた9回。マウンドには守護神・大勢。木沢の代打で打席に入った先頭・川端に4球目150キロのストレートを引っ張られ一、二塁間を抜けようかという当たりを打たれた。しかし、二塁手の吉川がスライディングしながら好捕。そのまま回転し一塁に素早く送球しアウトにした。

 2人出塁すれば4番・村上に打席が回るという9回での吉川の好プレーにマウンド上の大勢は両手を頭上で叩き称えた。1死から1番・塩見に左前打を許し、あと1人ランナーを出したら村上に打席が回るという緊張感と期待感がう渦巻く東京ドーム。しかも大勢は13日の同戦(神宮)の9回に55号3ランを打たれている。

 結果的に吉川のスーパープレーによって打席は回らず、村上はネクストバッターズサークルで試合終了。3番・山田を空振りの三振に仕留めた大勢は35セーブ目を挙げた。吉川は打っても初回に左翼線二塁打、3回に逆転の口火となる左前打を放つなどマルチな活躍を見せた。

 試合後、原辰徳監督(64)は 村上に対して四球は1つあったが、3打数無安打とチーム全体で抑え込み56号を許さなかったことに「今日に関してはね、そういうことでしょうね」と静かに頷いていた。

 SNS上でも「尚輝たまらんっっっ ありがとう」「最終回の吉川尚輝さんのファインプレーで泣きそうになった!」「尚輝は本当にカッコよかった」「尚輝、助かった」「何と言おうと今日のヒーローは吉川尚輝 今まで尚輝のエチエチ守備いっぱい見てきたけど 今日のはド肝抜かれた」「もう吉川尚輝の守備は神の領域」「あの守備なかったら危なかった」「このプレーはエグかった」「村上の前で試合終了…尚輝のおかげ」など、ファンの絶賛コメントであふれていた。

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