ロッテ名アナウンス・谷保さん　鳥来襲で“珍”呼びかけ「スマホのライトも消して頂けますでしょうか」

パ・リーグ   ロッテ―オリックス （ 2022年9月20日    ZOZOマリン ）

＜ロ・オ＞6回途中、鳥の群れが飛来し試合が中断する（撮影・会津　智海）
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　ロッテの本拠地・ZOZOマリンで、珍騒動が起こった。

　1―2の6回、3番手・小野が1死二塁から紅林のボテボテのゴロが三塁内野安打となったところで中断。霧雨が降りしきる中で、鳥の群れがグラウンドに侵入し、右翼方向から左翼方向へと、何度も往復し、グラウンドのナインも一度ベンチに下がった。

　当初は10数羽と思われた鳥が、その後、徐々に数が増えたのか、何十羽になると、ロッテ、オリックス両軍ともにベンチに一時引き揚げ。その後、鳥を追い払うために、場内の照明灯を消すなどして、鳥の退散を待つハプニングとなった。

　この間、ロッテの場内アナウンス担当・谷保恵美さんが“美声”で「お足元には十分、お気を付けください」「スマホのライトも消して頂けますでしょうか」「（退散するように）鳥の大きな鳴き声を出させて頂きます」と、次々にアナウンス。一度は照明を付けかけたが、鳥が全て退散していないため、再びライトを消すなどして、中断は約20分に及んだ。

　途中、ロッテの角中がバットを持ってグラウンドに登場した際には、場内からは大きな拍手。最後は谷保さんが「皆様、ご協力、ありがとうございました」とアナウンスして、試合が再開された。