落合博満氏 ノーヒッター中の守備は「軽い気持ちで守ってるっていうのが一番いい」

[ 2022年9月20日 17:35 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。ノーヒットノーラン中の守備での心境を語った。

 今季のプロ野球では4月10日のオリックス戦でロッテ・佐々木朗が完全試合。5月11日西武戦でソフトバンク・東浜、6月7日日本ハム戦でDeNA・今永、同月18日西武戦でオリックス・山本、8月27日ソフトバンク戦で日本ハム・ポンセがノーヒットノーランを達成するなど5人の投手が快挙を記録した。

 ノーヒットノーラン中の守備での心境について聞かれた落合氏は「(打球が)飛んでくるなと思う人もいれば、俺のところに飛んでこいという人もいるだろうし。それは千差万別で。その人が今どういう風に考えているのかというのは、その人に聞かなきゃわからない」と個人差があるとした。

 落合氏自身は「別に飛んできたら飛んできたで、そのままプレーすればいいじゃないかっていうような軽い気持ちで守ってるっていうのが一番いいことはいいと思う」と緊張しすぎずに軽い気持ちで守るのが大事とした。

 また落合氏は巨人時代だった1994年5月18日に先発した槙原寛己が完全試合を達成した広島戦に「4番・一塁手」としてフル出場し、最後の打者のファウルフライをキャッチ。その時の心境については「これ捕りゃ終わりだなと思ったよ。別にフライなんだから難しいことはない。ただベンチに近かったからね」と緊張はなかったという。それでも「あれで落としたら、それで完全試合やったら完全試合じゃないんだよ。エラー1個つくんだから」と失敗の許されない守備だったことを振り返った。

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2022年9月20日のニュース