工藤公康氏 ヤクルト村上は「56号への意識ある」 新記録へ期待「色んなモノを一身に背負って凄い」

[ 2022年9月20日 20:16 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2022年9月20日    東京ドーム )

前ソフトバンク監督の工藤公康氏
Photo By スポニチ

 元ソフトバンク監督の工藤公康氏(59)が20日放送のBS日テレ「巨人―ヤクルト」戦(午後6時~)に解説として出演。ヤクルトの村上宗隆内野手(22)について「若いのに色んなモノを一身に背負っている気がして凄い」と絶賛した。

 工藤氏は1964年王貞治(巨人)が記録した日本選手シーズン歴代最多の55本塁打に並んだ村上について「56号への意識はあると思うんですよ。意識もあるしチームも勝たなきゃいけないし、その中で“三冠王”として打席に立っているわけですから、だから色んなモノが頭の中で渦巻いているはずです。僕には若いのに色んなモノを一身に背負っている気がして凄いなと思います」と感心しきり。

 日本選手の新記録目前で足踏みが続く現状には「56号を見たいという人はたくさんいます。僕は一人の解説者としては全ての打席で勝負にいってくれと思いますが、ベンチにいる監督の立場になるとそうはいきません。打たれると勝利の確率が低くなるだろうということを考えると複雑ですね」とコメントした。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月20日のニュース