大谷翔平 7試合ぶりマルチ安打も、チームの連勝は3でストップ

[ 2022年9月20日 08:16 ]

ア・リーグ   エンゼルス1ー9マリナーズ ( 2022年9月19日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>8回、中前打を放つ大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が19日(日本時間20日)のマリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。9月11日(同12日)のアストロズ戦以来、7試合ぶりの複数安打を記録するなど4打数2安打と奮闘したが、チームは大敗し、連勝は3でストップした。

 初回1死からの第1打席ではカウント1-1から4球連続、さらにフルカウントからも4球連続ファウルで12球粘ったが、最後はスライダーに空振り三振。4回無死からの第2打席も空振り三振に終わった。しかし0-5の6回1死、この日3回目の打席で結果を出した。初球の直球に逆らわずにバットを出し、左翼線への二塁打で5試合連続安打を記録。昨年を上回りシーズン最多となる27本目の、さらにメジャー通算でも100本目の区切りとなる二塁打となった。

 さらに1-8の8回1死一塁からはマ軍2番手・ボイドの投じた2球目の直球を捉え、中前打。7試合ぶりの35号本塁打こそ出なかったが、確実に安打を積み重ねた。

 難敵攻略に時間を要した。試合前の時点で相手先発・ギルバートは昨年のサイ・ヤング賞左腕のレイと並び、チーム最多の勝ち星をマーク。1メートル98の長身から投げ下ろす剛球を武器に、12勝を積み重ねてきた。大谷は今年6月25日(同26日)の対戦で本塁打を放ったが、ギルバートから放った安打は2年間でこの1本のみ。通算8打数1安打と抑えられていた。

 この日の複数安打で大谷のシーズン安打数は自己最多を更新する141となった。今季の成績は526打数141安打の打率・268、34本塁打89打点11盗塁。投手としては13勝8敗、防御率2・43でシーズンの規定投球回まで、あと14イニングとしている。

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