西南大プロ志望届提出の辰見がサヨナラ打 4安打3打点の猛アピール

[ 2022年9月20日 14:16 ]

九州六大学野球秋季リーグ   西南大10―9北九大 ( 2022年9月20日    桧原 )

<西南大・北九大>9回にサヨナラ打を放ち喜ぶ辰見
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 西南大が3時間18分に及ぶ熱戦を制してリーグ戦の通算成績を4勝2敗とした。

 西南大は9―9の9回1死満塁でプロ志望届を提出している1番の辰見鴻之介(こうのすけ)内野手(4年)が前進守備の二遊間を抜けるサヨナラの適時打を放った。「バットに当たれば何とかなると思いました。食らいついていきました」と大学になって初のサヨナラ打を笑顔で振り返った。

 初回に今季初勝利を狙う北九大に5点を先制された。「(2連戦の)2試合目は点数を取られる想定をしていた。あまり慌てること無く“きょうは打ち合いだ”とベンチで声をかけあっていました」と辰見。初回は打者11人攻撃で7点を挙げてひっくり返した。辰見は初回の2打席目に中前に適時打を放つなど4安打3打点の活躍。「1打席目はあまり良くなかったですけど、それ以降はしっかり修正できました」と話した。

 50メートル5秒7の脚力が武器。今季初盗塁もマークし、「ほっとしました」と話した。リーグ戦は残り2週。「やることは変わらずしっかりアピールしていくしかないです」と辰見は誓った。

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2022年9月20日のニュース