ソフトバンク鷹の新スピードスター“イサミちゃん”が6球で生還し決勝点刻む

[ 2022年3月29日 21:59 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―1ロッテ ( 2022年3月29日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ1>10回、今宮の内野ゴロで、野村勇が生還(撮影・久冨木 修)        
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 スカイダイビング中のようなポーズで生還も白煙の中、きっちりと左手でベースに触れていた。ソフトバンクのドラフト4位ルーキー野村勇内野手(25=NTT西日本)が、6球で決勝点を踏んだ。

 1―1の延長10回先頭に左前打を放った中村晃に換わって代走で登場。4番手西野の3球連続のけん制で癖を見抜くと、ガルビスの打席での3球目に二盗成功。4球目の中犠飛で三進し1ボールから今宮の三ゴロで、迷わずホームにヘッドスライディング。きわどいタイミングは、セーフの判定。井口監督のリクエストも覆らずに貴重な決勝点を刻んだ。

 50メートル5秒8の快足での思い切りの良さ、打撃でのしぶとさを藤本監督は評価。新人で唯一の開幕1軍メンバー入りしている妻子持ちのオールドルーキーの愛称は「イサミちゃん」。25日の開幕戦以来2度目の代走出場で大仕事をやってのけた。

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