昨季最多勝の広島・九里 7回途中2失点で降板 初戦白星は逃す

[ 2022年3月29日 20:20 ]

セ・リーグ   広島―阪神 ( 2022年3月29日    マツダ )

<広・神(1)>1回1死、中野の一ゴロでベースカバーに走る九里 (撮影・奥 調)
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 昨季セ・リーグの最多勝に輝いた広島・九里亜蓮投手(30)が、29日の阪神戦で今季初登板初先発し、7回途中2失点で降板した。

 本拠地開幕戦となった一戦。初回、佐藤輝を空振り三振にしとめるなど無難な立ち上がりを見せた。3回以外は毎回走者を背負ったが、要所を締めて、5回まで無失点と貫禄の投球を見せた。だが、6回に阪神の反撃を受けた。

 マルテ、佐藤輝、糸原の3連打で無死満塁とされると、糸井の二ゴロの間に1点を返され、さらに大山の左犠飛で逆転を許した。1点リードを許したまま、7回2死二、三塁となったところで九里は降板した。

 昨年は自身初の二桁勝利となる13勝を挙げて、最多勝のタイトルを獲得。今季は「新・火曜の男」として、連戦の初戦でチームにリズムをもたらすのが役割で、今季初登板での白星は逃したものの、先発としては試合をつくった。

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2022年3月29日のニュース