阪神・矢野監督 2戦連続背信投球のケラーに「後ろは外す」 抑えには湯浅を指名

[ 2022年3月29日 22:09 ]

セ・リーグ   阪神2-3広島 ( 2022年3月29日    マツダ )

<広・神(1)> 9回1死満塁のピンチを招き降板するケラー(撮影・大森 寛明)
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 悪夢のサヨナラ負けで開幕4連敗を喫した阪神・矢野監督は「ケラーは後ろってのは外す」と、2戦連続でセーブに失敗した新外国人・ケラーを守護神から外すことを明言した。

 開幕戦で2被弾を喫するなど3失点でセーブ失敗したケラーは、この日も1点リードの9回に登板。だが2安打と1四球で1死満塁とされ、「空振りも取れるボールがないし、1人に対する球数も増えてきてしまっている。状態的にはやっぱりまだしんどいかなというところで代えた」(矢野監督)と、たまらずベンチはタオルを投げ込んだ。

 代役守護神には「現状、湯浅でいこうかなって」と、まだ1軍で通算5登板の湯浅を指名。この日ケラーの後を受けて登板も、西川にサヨナラ打を浴びた4年目右腕に指揮官は「開き直って勝負にいった結果なんで。そういう経験を積んだ中から成長していってくれたら」と期待の言葉を口にした。

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2022年3月29日のニュース