巨人・坂本 今季初めて凡打、打率10割から8割に下がる 復帰戦から5打席連続安打ならず

[ 2022年3月29日 18:20 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年3月29日    神宮 )

<ヤ・巨1>初回、遊飛に倒れた坂本(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のキャプテン、坂本勇人内野手(33)がヤクルト戦(神宮)に「2番・遊撃」で2試合連続先発出場。第1打席で凡打に倒れて打率1・000に終止符が打たれた。

 坂本はオープン戦ラストマッチとなった21日の楽天戦(東京D)を欠場。左内腹斜筋筋損傷のため故障班に入り、レギュラーに定着した高卒2年目以降では初めて開幕戦を欠場した。

 だが、開幕3日目となった27日に出場選手登録され、同日の中日戦(東京D)に「2番・遊撃」で即先発出場すると、初回の先制二塁打から3打席連続安打。通算172度目の猛打賞とし、171度で並んでいた王貞治(巨人)を抜いて歴代単独8位に躍り出た。坂本は第4打席でも二塁打を放ち、4打数4安打1打点で自身の“開幕戦”を打率10割で終えていた。

 この日の相手先発投手は昨年11月10日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦(神宮)で、わずか98球の9回完封を喫した20歳右腕・奥川。坂本は初回、1死走者なしの場面で入った第1打席で2ストライクからフルカウントまで粘ったが、8球目の内角高めスライダーを遊飛に終わった。10割を切った打率だが、それでも8割(5打数4安打)となっている。

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2022年3月29日のニュース