巨人ドラ1大勢「投げたかった場所」 憧れの神宮でヤクルトなで斬り「投げやすかった」 早くも3セーブ目

[ 2022年3月29日 22:18 ]

セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2022年3月29日    神宮 )

<ヤ・巨(1)>9回、最後を締めた大勢(撮影・村上 大輔)
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 巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が開幕4戦目となったヤクルト戦(神宮)で早くもプロ3セーブ目をマークした。

 5―3と2点リードの9回に4番手として登板。この回からマスクをかぶった小林とのバッテリーでまずは代打・奥村を152キロ直球で空振り三振に仕留めると、前の打席で先発・戸郷から適時打している内山壮も連続で空振り三振。塩見には右前打された後、自らの暴投で二塁進塁も許したが、落ち着いて青木を遊ゴロに打ち取った。

 大勢は25日の中日戦(東京D)で新人としてセ・リーグ初の開幕戦セーブをマークすると、26日の同戦ではプロ野球史上初となる新人として開幕から2試合連続セーブ。3セーブ目となったこの日の投球内容は1回で打者4人に対して20球を投げ、1安打無失点。2三振を奪って四死球はなく、直球のMAXは153キロだった。

 【大勢の投球内容】
 3月25日 中日戦(東京D) 1回2安打0失点 MAX158キロ
 3月26日 中日戦(東京D) 1回0安打0失点 MAX153キロ
 3月29日 ヤクルト戦(神宮) 1回1安打0失点 MAX153キロ

 ▼大勢 大学の時の神宮大会ではメンバーに入れず神宮のマウンドを経験できませんでした。投げたかった場所だったので嬉しかったですし投げやすかったです。戸郷に勝ちを付ける投球ができて良かったです。毎日が新しいバッターとの勝負なので、思いきっていきながらも相手の反応を見て投げられるようにと思っています。その考えになったことが一歩成長したのかなと思います。

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