3安打の寂しい敗戦に「ヒット一本で…。“2本にしてよお母さん”言うてさ」 阪神・平田2軍監督語録

[ 2022年3月29日 17:24 ]

ウエスタン・リーグ   阪神1-5ソフトバンク ( 2022年3月29日    鳴尾浜 )

阪神・平田2軍監督
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 阪神は、29日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦に1-5で敗れた。以下は、阪神・平田2軍監督との一問一答。

 ―今年初先発の西純が5回零封
 「粘ったなあ。久しぶりの登板で、どうかなと思ったけど。栄枝もいいリードしてたけど、首も振って。スライダーも切れてたし、ストレートも力がちょっとずつ出てきているし、楽しみになってきたね」

 ―毎回走者を背負っても粘った
 「粘った。非常にそういった意味で、今日結果を出したいという気持ちが表れてたよな。(5四球も)ちょっと狙いすぎてたり、それはもうしゃあない。そこは点取られたくない(気持ち)とかそういうのがあったと思うけど、非常に粘り強く、良くなってきてるよ」

 ―ボールも指にかかっていた
 「だいぶしっくりき出してるんじゃない。(キャンプの)最初は力むわ、横で森木が投げてたら森木のボール見てあれっと思って、自分で(フォーム)変えたばっかりで真っすぐの質は良くなかったけど。これでもう少しまっすぐの質が、スピードはそこそこ出てるけど、スピードガンに惑わされず、もうちょっとピュッと質が良くなればね。際どいところがボールになったのがかなりあったけど、粘り強く投げたと思うよ」

 ―次はもう少し長いイニングを
 「もう少し長くったって、今日で何球や。93やろ。5回で93。今日は球数多かったんで5回行けるかなと思ったけど、元々あいつは馬力ある方だし、そういったところでは初登板で粘り強く投げてくれたし、次に期待が持てる」

 ―打線はソフトバンクのレイ―泉―板東の継投にわずか3安打
 「三振が多いな。ノーヒットノーランされる、ヒット一本で喜んでいるようじゃ。(記者へ)夜1本の晩酌みたいなもんよ。“2本にしてよお母さん”言うてさ、嫁はんにお願いするような。そんな感じやけど、一軍クラスのピッチャー。明日も大竹やろ。みんないいんで、けどそこをいいんでと済んだらあかん。広大(井上)にしても、これから(1軍の)レフトチャンス生まれるところで…きょう3三振か。そういったところでまだまだ力不足や。そういったところよ。前川にしてもまだまだ」

 ―高寺が5試合連続安打で打率・474も、二塁守備で失策
 「打ったけど守備がダメ。いろんなポジション守らしてるけど、打って喜んでいる場合じゃないねん。今日は高寺のエラーで負けたようなもんや。セカンドゴロでもゲッツー取れない、ジャックルでしょ。君ら(報道陣に)、良かったですねじゃないねん。君らが守備のことあれしないでやってるわけよ。1軍ではミスが多いって言うくせに。“高寺君の守りどうなってるんですか?” って言わないと。今日は高寺のエラーで負けたんだよ。足引っ張って。守屋の3点なんて、あれリチャードのゲッツー取ってたらなんてことない。そうでしょ? 馬場のセカンドゴロも捕っときゃ。今日あいつで4点取られてんやで? そういうところをやっぱり、打って打率が…とか大事だけど。やっぱり内野手、自分のミスでっていうのを肝に銘じさせないと、おろそかになる」

 ―豊田が代打で公式戦初出場
 「今日からシートノック入ったし、慣らしで打席立たせて。明日左の大竹やし、(先発で)使ってみようかなって。今後の状態も、今日この後シートバッティングまた見るしね」

 ―肩を痛めていたが
 「肩はもう、シートノック入っているから(大丈夫)」

(続けて)
 「ヒット3本やろ? こういう時はしっかり守って、いかにきっちりした野球。点はそう取れんよ。三振しない、球数投げさせる、工夫していかないと。上を目指してやっているんでね、何が起こるか分からん。上に呼ばれた時のためのあれ(準備)やから。そういうところやな」

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