巨人・戸郷、お見事! 村上3打席連続三振などヤクルト主軸から7奪三振で計10K 7回2失点で降板

[ 2022年3月29日 20:40 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年3月29日    神宮 )

<ヤ・巨(1)>7回、塩見から三振を奪いガッツポーズの戸郷(撮影・村上 大輔)
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 巨人の戸郷翔征投手(21)が開幕4戦目となったヤクルト戦(神宮)で今季初登板初先発。7回で10三振を奪って6安打2失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板した。

 初回、1番・塩見をいきなり四球で歩かせ、自らの暴投で二塁進塁を許した後、2番・青木にフォークを右前適時打されて開始12球で先制された戸郷。だが、相手先発右腕・奥川が4回で緊急降板する中、順調にイニングを重ねていった。味方打線も主砲・岡本和が4回に2戦連発となる同点2号ソロを放つと、6回には3番手左腕・坂本から2四球などでチャンスをつかみ、敵失で勝ち越した後の2死満塁で松原が走者一掃の三塁打を放ってこの回一挙4点を取って5―1とリードを奪った。

 7回には先頭・サンタナを四球で歩かせ、長岡に中前打されて無死一、二塁のピンチ。2死一、三塁から代打・内山壮に中前適時打を許して3点差に迫られたが、なおも続いた2死一、二塁では塩見をフォークで空振り三振。それ以上は失点しなかった。塩見は2打席連続三振。また、山田も2打席連続三振、村上は3打席3三振、サンタナも2打席連続三振とクリーンアップからの7奪三振を含む10奪三振という力投だった。

 戸郷の投球内容は7回で打者28人に対して114球を投げ、6安打2失点。10三振を奪い、与えた四球は2つ。直球のMAXは3回に出た151キロだった。

 昨季まで2年連続9勝を挙げたが、オープン戦前の練習試合で結果を残せず、2軍調整。ラストマッチとなった21日の楽天戦(東京D)でオープン戦初登板初先発し、2回に先制弾を浴びたものの4回1安打1失点、MAX153キロの結果を残して開幕ローテーション入りをつかんでいた。

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