西武ドラ2佐藤 筑波大出身の頭脳派左腕がプロ初登板 5回無失点で勝利投手の権利持って交代

[ 2022年3月29日 20:38 ]

パ・リーグ   日本ハム―西武 ( 2022年3月29日    札幌ドーム )

<日・西(1)>力投する先発の佐藤(撮影・高橋茂夫)
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 西武のドラフト2位・佐藤隼輔投手(22)がプロ初登板初先発し、5回4安打失点でマウンドを降りた。球団初の国立大出身投手という眼鏡をかけた頭脳派左腕。右内転筋の張りで登板回避した今井の代役として、中継ぎ構想から先発に昇格した。

 初回は134~139キロだった直球が、2回から140キロ台に復活。緊張で立ち上がりは硬かったが、初回の1死一、二塁のピンチを切り抜けたことで肩の力が抜けた。高めの直球でファウルを取れるようになり、日本ハム打線をことごとく差し込んでいった。

 開幕2戦目でプロ初勝利したドラフト1位左腕の隅田と新人2人が開幕の6枚に入るのは球団史上初。「任された役割というところで、中継ぎであろうと先発であろうと、しっかり抑えていくことだけを考えている」と語っていた。

 ▼西武佐藤「まずはしっかりとゼロで抑えることができたので良かったです。あまり緊張は感じませんでしたが、独特の雰囲気でちょっとフワフワしていました。やっぱりオープン戦とは違うな、とも感じました。札幌ドームのマウンドは序盤のうちはあまり合わないような感じでしたが、4回くらいからフィットしてきました。次回の登板ではもっと早くマウンドになじめるようにしたいです」

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