オリ「マー君撃ち」で仕切り直し 本拠開幕戦、吉田正「好投手ほど燃える」NEWチャンス動画も後押し

[ 2022年3月29日 05:30 ]

主催試合で吉田正が得点圏で打席を迎えた際に流れる特別ムービー
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 「マー君撃ち」で仕切り直す。オリックス・吉田正が、本拠地開幕戦となる、きょう29日からの楽天戦(京セラドーム)で再スタートのキーマンになる。

 予告先発された楽天・田中将とは好相性を誇る。昨年5月15日の初対戦では逆転決勝3ランを放ち、右腕が渡米する前の10年から10連勝を許していたチームの天敵を粉砕した実績がある。通算6打数3安打、5打点と少ない対戦機会で、きっちり結果を示している。かねて「好投手ほど燃える」、「勝負を決める一打を打てるように」と話しており、打棒再現に期待がかかる。

 “地の利”も主砲を後押しする。京セラドームなど主催試合で、吉田正が得点圏で打席を迎えた際に場内ビジョンで流れる特別ムービーが完成。新背番号7から連想した「ラッキーセブン」になぞらえた大当たり必至のスロット演出で、きょう29日から放送される。ビニール製のダンベルを手に応援する客席のファンとともに吉田正をもり立てる構えだ。

 25日の西武との開幕戦では適時打を含む2安打を記録し、チームの12年ぶりとなる開幕戦勝利に貢献。26日は宮城が5回4失点と乱れ、27日は痛恨の6点差逆転負けで11年連続の開幕カード負け越しを喫した。頼れる主砲が悪循環を断ち切り、チームを上昇気流に乗せる。(湯澤 涼)

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