埼玉“らしくない”ミスで王座陥落…SO松田が頭部強打で精彩欠き「勝利に導けず責任感じる」

[ 2023年5月21日 04:41 ]

ラグビーリーグワン プレーオフトーナメント決勝   埼玉15―17東京ベイ ( 2023年5月20日    東京・国立競技場 )

<埼玉・東京ベイ>敗れた埼玉の選手たち(撮影・篠原 岳夫)
Photo By スポニチ

 埼玉はらしくないミスやペナルティーを重ね、前身のトップリーグ最終年から守ってきた王座から陥落。ロビー・ディーンズ監督は「あまり(試合を)振り返りたくない」と表情を硬くした後、「今日はベストではなかった」と声を沈めた。

 前半開始直後、SO松田がファーストタックルで頭部を強打。検査対象外だったものの、その後はキックミスを重ね、試合中も「自分は大丈夫だと思ったが(他の選手から)いつもと違うと言われていた」という。それでも昨季は左膝故障の影響で決勝の舞台に立てなかった悔しさを胸に、後半15分まで奮闘。「勝利に導けず責任を感じる」と涙した。

 「うちはいいラグビーをする。ただ今日は負けた。自信は失っていない」と坂手主将。2点差に食らいついた誇りを胸に、来季は王座奪還を目指す。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月21日のニュース