“令和の怪物”落合ストレート勝ち越しにも表情緩めず「いつもと変わらない」狙うは十両2場所通過

[ 2023年5月21日 17:17 ]

大相撲夏場所8日目 ( 2023年5月21日    東京・両国国技館 )

<夏場所8日目>島津海(左)を寄り切りで下す落合(撮影・久冨木 修)
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 十両2場所目の落合(19=宮城野部屋)が島津海(27=放駒部屋)を破って8連勝でストレート勝ち越しを決めた。

 立ち合いすぐに左四つに組み合って得意の右上手を引くと、相手の右巻き替えに乗じて一気に前に出て最後は両上手で体を預けて寄り倒し。「もろ差しがうまい相手だったので、どちらか必ず差して先に上手を取ろうと思いました。土俵際少し危なかったけど、たまたま勝てたかな」。8日連続で圧倒的な強さを見せた。

 十両2場所目、初土俵からもまだ3場所目ながら堂々の内容で8戦全勝。「いつもと変わらないです」と、勝ち越しにも表情を緩めることは全くなかった。「良いところも悪いところもある。自分ではあまり評価しないので」。自己採点は口にせず、ここまでの相撲を振り返って己と向き合った。

 東十両筆頭の豪ノ山(25=武隈部屋)とともに全勝で首位に。十両優勝や成績次第では新入幕も見えてくる。「千秋楽までどんな結果になるかは分からないけど、一日一番の積み重ねだと思うので」。師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)と同じ十両2場所通過へ、まだまだ勝ち星を積み重ねていく。

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