蝉川 64で2勝目見えた 2位で最終日「後悔のない一打一打を打てれば」

[ 2023年5月21日 04:40 ]

男子ゴルフツアー ゴルフパートナー・プロアマ第3日 ( 2023年5月20日    茨城県 取手国際GC東C=6804ヤード、パー70 )

10番、イーグルパットを決める蝉川
Photo By スポニチ

 ツアー3勝の蝉川泰果(22=フリー)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの64をマークし、通算18アンダーに伸ばした。首位と1打差の2位で最終日を迎える。ジュビック・パグンサン(45=フィリピン)が64で回り、通算19アンダーで首位。今大会はツアーで唯一、一般アマチュアと同組で回る方式で行われる。

 最終組でパグンサンとバーディー合戦を演じた蝉川は「自分が良いプレーをしないと追いつけない雰囲気だったので、ベストのプレーをすることを考えていた」と振り返った。

 3、4番で微妙な距離のパットを決めて連続バーディー。10番パー5では残り196ヤードから7Iで4メートルにつけてイーグルを奪った。18番のボギーで首位から陥落したものの今季2勝目は射程圏内だ。

 ケガをしない体と飛距離アップを求め、大会中も体をいじめる。前日もラウンド後にジムで約1時間、筋力トレをこなした。この日は筋肉痛を感じながらプレーしたが、スイングの迫力は抜群だった。

 22日は全米オープン最終予選(茨城GC)にも出場するため、36ホールの過酷な戦いが待つ。「納得した結果を出せなかったら引きずるので、明日は後悔のない一打一打を打てれば」と自身初の逆転優勝に挑む。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月21日のニュース