豪ノ山が新入幕確実に「チャンスだと思っていた」東十両筆頭で8連勝のストレート勝ち越し

[ 2023年5月21日 21:38 ]

大相撲夏場所8日目 ( 2023年5月21日    東京・両国国技館 )

<夏場所8日目>狼雅(左)を攻める豪ノ山(撮影・久冨木 修)
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 十両・豪ノ山(25=武隈部屋)が狼雅(24=二子山部屋)を下して8戦全勝とした。

 立ち合いすぐに左前ミツを取られ、一気に攻め込まれたが下がりながら逆転の右突き落とし。今場所初めての攻め込まれる内容に「立ち合い浮いちゃって相手の形になってしまった。まわしを取られて起きてしまった。なんとか勝ててホッとしている」と胸をなで下ろした。

 東十両筆頭で勝ち越し。逸ノ城の引退で幕内に空き枠が一つあるため、豪ノ山の新入幕はほぼ確実となった。「チャンスだと思っていたので8連勝できたのはよかった」と安どの表情。先場所は東十両6枚目で11勝も、番付運に恵まれず昇進できなかった。初日に「意識せず一番一番自分の相撲を取れば星はついてくる」と話していたとおり、好内容が成績にもつながった。

 落合(19=宮城野部屋)とともに十両の優勝争い首位を並走。勝ち越しという一つの目標を果たし、さらに星を上積みしていく後半戦へ「一番一番自分の相撲を」と気を引き締めた。

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