朝乃山ストレート給金ならず　幕内最長身2メートル4の北青鵬に敗れ初黒星「欲が少し出た」

大相撲夏場所8日目 （ 2023年5月21日    両国国技館 ）

北青鵬に敗れ初黒星を喫した朝乃山（撮影・西海健太郎）
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　初日から7連勝中前頭14枚目・朝乃山（29＝高砂部屋）が、前頭11枚目の北青鵬（21＝宮城野部屋）に敗れ1敗に後退。勝ち越しは9日目以降にお預けとなった。

　立ち合いで幕内最長身の2メートル4を誇る北青鵬に左へ変化され「横にずれてくるのは予想はしていなかったですね。対応できなかったということは、まだ弱い部分」と戸惑いを隠せなかった様子。それでも立て直して土俵際まで追い詰めたが、下手投げで逆転を許し、今場所初黒星を喫した。

　20年名古屋場所以来となるストレート給金は持ち越しとなり「（勝ち越しは）頭の片隅にあった。今日買って勝ち越したいって欲が少し出ちゃったかもしれないです。悔しいです」と反省。それでもまだ1敗と優勝戦線に絡んでいることに変わりはない。「切り替えていくしかない。明日からまた自信を持って自分の相撲を取っていきたいです」と前を向いた。