千葉Jが3冠に王手　富樫　決勝の琉球戦に向け「普通にやれば勝てる」BリーグCS

バスケットボール日本生命Bリーグ1部チャンピオンシップ （ 2023年5月21日    船橋アリーナなど ）

決勝進出を決め笑顔の千葉J・富樫（左手前）ら＝船橋市総合体育館
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　年間王者を決めるプレーオフとして2戦先勝方式の準決勝第2戦が行われ、東地区を史上最高勝率で制した千葉JはホームでA東京に93―62で快勝し、2連勝。優勝した20～21年シーズン以来2年ぶりの決勝に駒を進めた。

　昨季準Vの琉球はホームで横浜BCに88―84で競り勝ち、2連勝で決勝進出。天皇杯決勝と同カードとなった2戦先勝方式の決勝は27日から横浜アリーナで開催される。

　千葉Jは23点差をつけた第1戦を上回る、31点差の快勝。田中、ロシターら主力を故障で欠くA東京を寄せ付けなかった。相手の2倍以上の15本の3点シュートを決め、リバウンドも40対31と圧倒。レギュラーシーズンを53勝7敗で制した実力を示した。

　地区優勝、天皇杯を含めた史上初の“3冠”まで、あと2勝に迫った。司令塔の富樫は「まだ目標は達成していない。自分たちが今シーズンやってきたことを信じて戦いたい」と強調。決勝の琉球戦に向け「（千葉Jが）全部上回っていると思う。普通にやれば勝てると信じている」と言い切った。