男子100m世界王者カーリーに挑む日本勢　柳田「ベストの走りを」　坂井「順位とタイムにこだわる」

会見後に記念撮影をする（左から）柳田、カーリー、坂井
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　あす21日に開催される陸上のセイコーゴールデングランプリを前に、20日に日産スタジアム内で前日会見が行われた。

　男子100メートルに出場するフレッド・カーリー（米国）、柳田大輝（東洋大）、坂井隆一郎（大阪ガス）の3選手が出席。昨夏の世界選手権を制したカーリーは「明日は良いレース、速いレースを期待してほしい。予定通りにできれば、速いタイムが出ると思う」と自信を示した。

　柳田は関東インカレ後に疲労を感じて欠場も考えたが、最終的に走ることを決断。「出ると決めたからには、疲労は言い訳にしかならない。やれることをやってベストの走りをしたい」と言葉に力を込めた。

　今季、出雲陸上や木南記念を制するなど好調を維持しながら状態を上げているのが坂井。「自己ベストに近い記録を出せれば。順位とタイムにこだわって、自分の走りをできれば」とレースを見据えた。

　予選1組にはカーリーや柳田に加え、デーデー・ブルーノ（セイコー）や鈴木涼太（スズキ）もエントリー。2組には坂井に加えて桐生祥秀（日本生命）、小池祐貴（住友電工）らがエントリーしている。