丸山茂樹の長男・奨王 プロ2戦目で初の予選突破! 父譲りのアプローチで5バーディー

[ 2023年5月20日 04:40 ]

男子ゴルフツアーゴルフパートナー・プロアマ第2日 ( 2023年5月19日    取手国際GC、東C=6804ヤード、西C=6544ヤード、いずれもパー70 )

ギャラリーの声援に応える丸山(撮影・藤山 由理)
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 丸山茂樹の長男・奨王(しょーん、22=フリー)が37位から出て、西コースを5バーディー、2ボギーの67で回り、通算6アンダーの26位で自身初の予選通過を果たした。ジュビック・パグンサン(45=フィリピン)が13アンダーで単独首位。蝉川泰果(22=フリー)、宇喜多飛翔(22=大阪学院大)が12アンダーで2位に並んだ。今大会はツアーで唯一、一般アマチュアと同組で回る方式で行われる。

 丸山は「予選通過できて良かった」と息をついた。アマ時代を含めツアー4戦目、プロ2戦目。下部ツアーでは既に賞金を獲得済みだが、レギュラーツアーでは初めて賞金を手にする権利を得て「ずっと赤字なので、早く赤字ゴルファーを卒業したい」と笑った。インから出て367ヤードの10番パー4では第1打をグリーン右のラフに運ぶと、20ヤードのアプローチを58度のウエッジでピンそばに寄せてタップインバーディーで好発進。1Wで330ヤードも飛ばした18番などパー5は全3ホールでスコアを伸ばした。

 父は国内ツアー10勝、米ツアー3勝を誇るレジェンド。米国で生まれ育ち、ゴルフも米国で覚えた。「アプローチは小さい頃からずっと習っているので得意。日本の芝に慣れない部分はあるけど、その辺は受け継いだんじゃないかと思う」。10番の巧みな寄せは、アプローチの名手である父親譲りの技だった。

 「PGAツアーはゴルフのレベルとしては頂点。そこでプレーしたい」と米ツアーでの活躍を夢見るが「まずは日本で頑張れるゴルファーになりたい」と国内ツアーでの奮闘を誓った。

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