今季国内ツアー初参戦の渋野日向子 102位で予選落ち「全てにおいてだめでした」

[ 2023年5月20日 10:36 ]

女子ゴルフツアー ブリヂストン・レディース第3日 ( 2023年5月20日    中京GC石野C=6573ヤード、パー71 )

<ブリヂストンレディス・第3日>第2R9番、前日入れた池の前で伸びをする渋野日向子(撮影・井垣 忠夫)
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 前日に降雨によるコンディション不良でサスペンデッドとなっていた第2ラウンドの残りが20日に行われ、今季国内初戦となった渋野日向子(24=サントリー)は通算8オーバーの102位で決勝進出はならなかった。

 この日は、9番から10ホールをラウンド。巻き返しでの予選通過を狙ったが、12、13番で連続ボギーを叩き失速した。16番では第2Rで唯一のバーディーを奪うも、最終18番は3パットのボギー。「グリーンを狙うショットが全然チャンスにつかない。グリーン上の読みも合っていなかったし、全てにおいてだめでした」と肩を落とした。

 国内ツアー初戦ということもあり、この日も早朝から多くのギャラリーが来場。「やっぱり、ギャラリーさんの多さが土日は違う。プレーしたいと思っていたので、させてもらってラッキー。雨に感謝しよう」。渋野にとっては恵みの雨になったようだ。

 今後の国内ツアーは、6月8日から開催される、宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメントにホステスプロとして出場予定。現在は、左手の状態に不安を抱えているものの、「出たかったですし、いや~頑張らんといけんですね!所属契約選手っていうプレッシャーもあるかと思いますが、それを考えられないくらい自分のゴルフがボロボロなので、2週間しっかり(左手の)治療もしつつ、練習もできたらいいかな。やらないといけないでしょう!」と前を向いた。

 悔しさ残る国内ツアー初戦。大観衆を引き連れたラウンドを終えて、「もうちょっと頑張らんといけん。(36ホールで)バーディー2個は寂しいわ!」と口にしながら、コースをあとにした。

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