ウクライナ初の関取昇進に大前進 幕下・獅司が自己最高位で4戦全勝と勝ち越し

[ 2023年5月20日 15:37 ]

大相撲夏場所7日目 ( 2023年5月20日    東京・両国国技館 )

<夏場所7日目>勇磨(左)を攻める獅司(撮影・村上 大輔)
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 ウクライナ初の力士で西幕下2枚目の獅司(26=雷部屋)が勇磨(24=阿武松部屋)を寄り切りで下し、4戦全勝で3場所連続の勝ち越しを決めた。立ち合いから低い姿勢で食い下がる相手と激しい応酬となったが、最後は捕まえて前に出た。「はたきそうになったけど前に出れた。(勝ち越しは)うれしいです。関取になりたいです」と笑顔で振り返った。

 自己最高で迎えた今場所は前に出る相撲がさえ、4連勝。十両からの陥落力士と幕下上位力士の結果に左右されるが、来場所の十両昇進がいよいよ現実のものとなってきた。連日、満員の館内は幕内力士並みの声援を浴び力に替えているという。目標とする5勝にはあと「1」、優勝の可能性もあるだけに「残り3番、頑張ります」と気合を入れ直した。

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