バレーボール日本代表石川祐希が帰国「チーム力、組織力を徹底して戦う」ネーションズリーグへ決意

[ 2023年5月13日 21:14 ]

帰国会見を行った石川祐希(撮影・福永稔彦)
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 バレーボールのイタリア1部ミラノ所属の男子日本代表・石川祐希(27)が13日に帰国し、羽田空港で会見を行った。

 22~23年シーズン、ミラノはレギュラーシーズン8位ながらプレーオフでは準々決勝で強豪ペルージャを下し初の4強入り。準決勝ではルーベと2勝3敗の接戦を演じ、3位決定戦はピアチェンツァに3連敗したもののチーム史上最高の4位で終えた。

 主将、エースとしてミラノをけん引した石川は「目標の準決勝進出を達成できてうれしいけど、それ以上に決勝進出できなかった悔しさが強い。もっと強くなれると感じた準決勝だったので収穫が多い」と話した。

 今後はつかの間の休養を挟んで日本代表に合流する。6月6日にはパリ五輪出場権に影響を与える世界ランクのポイントが付与されるネーションズリーグが開幕する。

 代表でも主将を務める石川は「ポイントを上げるには僕たちよりランクが上のチームに勝つしかない。フランス、ブラジル、ポーランド、アメリカ、イタリアに勝つことを目標に掲げることが大事」と“下克上”を目指す決意を示した。

 9月にはパリ五輪予選が東京で開催される。「目標は出場権獲得。厳しいグループだと思うけど、そこで2位までに入ることを目標に戦う。目標を達成するためにチームを導いていくのが僕の役割。新しい選手も入るので、そこを見ながら良いチームを作りたい。この1年はチーム力、組織力を徹底して戦わなければいけない」と主将としての自覚をにじませた。

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