埼玉・ディーンズ監督 序盤は苦戦も「冷静にプレーしてくれた」 後半に切り札を的確に投入

[ 2023年5月13日 19:47 ]

ラグビーリーグワン・プレーオフ準決勝   埼玉51―20横浜 ( 2023年5月13日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<埼玉・横浜>決勝進出を喜ぶ埼玉の選手たち(撮影・篠原岳夫)
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 レギュラーシーズン1位の埼玉(旧パナソニック)がリーグワン連覇へ王手をかけた。同4位の横浜(旧キヤノン)に51―20で逆転勝ち。ロビー・ディーンズ監督は試合後の会見で「タフな試合でうまく流れをつかめない中で、冷静にプレーしてくれた」と話した。

 試合開始直後にプロップのヴァル・アサエリ愛がイエローカードで一時退場。先制を許すなど反則やミスで失点し、ディーンズ監督は「とても厳しいプレッシャーをかけられた」と振り返った。それでも、SO松田力也が4PG1ドロップゴールで15得点。ノートライながら2点差まで詰め寄って試合を折り返した。

 後半は選手層の厚いリザーブメンバーを効果的に投入した指揮官。フッカー堀江翔太、SO山沢拓也、WTB竹山晃暉ら切り札で圧倒した。

 連覇へあと1勝に迫った。決勝は、東京ベイ―東京SG戦の勝者と対戦する。フッカー坂手淳史主将は「チーム全員で勝ち取った勝利。成長して、また次に向かいたい」と静かに闘志を燃やした。

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