スケボー強化指定選手の中島野々花がJリーグクラブに入団!?　「奈良クラブ」所属を発表

奈良クラブへの所属を発表したスケートボーダーの中島野々花（左）、浜田満社長
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　ワールドスケートジャパン特定強化指定選手で、来年のパリ五輪出場を目指すスケートボーダーの中島野々花（14）が13日、サッカーJ3を運営する奈良クラブへの所属を発表。FC大阪との“生駒山ダービー”前にロートフィールド奈良で会見を行った。

　クラブとの関連がある企業の社員に中島の父がいたことがきっかけで、縁がつながった。奈良クラブは設立時から「サッカー」の文字を冠することなく、地域に根ざした総合型スポーツクラブを目標に掲げており、奈良からスポーツで世界を目指す理念が中島の活動と一致。今後はクラブ側が中島の活動に対して支援を要請する営業を各方面にかけ、サポートしていく方針だ。

　中島は奈良県大和郡山市出身。3月に右足首の手術をしてリハビリ中だが、昨年12月のジャパンストリートリーグで2位、今年2月の世界選手権では15位に入るなどパリ五輪日本代表の有力候補に挙がる。「最初このようなお話を受けた時はとてもうれしくて、いろんな人に自慢しちゃいました（笑い）。今まで以上に練習を頑張って、成績をちゃんと残したい。パリ五輪を目指しているので、それに出られるように」と初々しい笑みを浮かべた。