佐賀から世界へ!新時代のエンターテインメントアリーナ「SAGAアリーナ」がオープン!!

[ 2023年5月13日 18:31 ]

SAGAアリーナグランドオープン記念式典でテープカットを行う佐賀県・山口祥義知事(写真中央)
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 新時代のエンターテインメントアリーナ「SAGAアリーナ」のグランドオープン記念式典が13日、佐賀・佐賀市の同アリーナで行われた。

 来年10月に「国民体育大会」が名称変更して初めて開催される「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」(SAGA2024国スポ・全障スポ)のメイン会場となるSAGAサンライズパーク内に新設された同アリーナ。約8400席の観客席を備え、最大勾配35度のすり鉢状で1~4階まで、ファミリー・グループ席や升席など、国内最多のバリーエーションを誇り、どの席からも見やすいのが大きな特徴だ。バスケットボール2部(B2)西地区で優勝した佐賀バルーナーズやバレーボール女子Vリーグ1部の久光スプリングスなどプロスポーツの試合や、アイスショーやコンサート、MICEなど、これまで同県で実現できなかった規模のイベントが開催できることになった。

 記念式典に出席した山口祥義知事は「このアリーナは感動を生み出す、稼げるアリーナにしたい。行政がアリーナを作るということは、ややもすると単なる体育館を作ってしまいます。体育館ではなく、感動するアリーナ。THE ARENAを佐賀の地から作っていきたいと思いました。これから、多くの感動が生まれるためには、来年国スポ・全障スポが行われますが、そのためだけのアリーナであればつまらない。むしろ、そのあと何十年もの間、皆さんを感動させるスポーツやコンサート、全国・世界大会、国際会議などこの地でできる様に工夫が随所になされています。SAGAスポーツピラミッド構想(SSP)もその一環です。あくまでもその後に、このSAGAサンライズパークの真骨頂が出てくると思います。アリーナを孤立させるのではなく、SAGAサンライズパーク全体として面的に機能させることです。コンサートの時は非日常としての楽しみ方がありますが、それだけではなく、非日常と日常が一緒になって、皆さんが楽しめるエリアにしたい。そして、未来に向けて、様々なトライができるエリアにしたいと思いました。空調に地中熱が使われていますし、高密度WiFiが張り廻られていて、地球にもやさしい。さらに、障がいをもつ方や外国人の皆さん方にも楽しめる様な工夫もされています。これを実現していくのは、佐賀県民であり、本日訪れた人たちと創り上げていくパークにしたいと思います」と、新たなランドマークとして大きな期待を寄せた。

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