【リーグワン】悪夢の浦安、入替戦2連敗で1部昇格ならず　「NTT」母体2チームが来季2部で共存

ラグビー・リーグワン1部/2部入れ替え戦第2戦   浦安21－56花園 （ 2023年5月13日    花園ラグビー場 ）

スクラムを組む浦安と花園のフィフティーン
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　2部1位の浦安（旧NTTコム）は1部12位の花園（旧近鉄）と対戦し、21―56で敗れ、第1戦（●14―36）に続く黒星で2戦合計の勝ち点によって昇格に失敗した。

　花園の勢いに押されて前半は14―27。後半開始早々のトライで6点差まで詰め寄ったが、後半18分にWTBスルンガがシンビン（一時退場）となり、同21分にはフッカーのマレーが危険なプレーで退場となった。13人での戦いを強いられ、直後にトライを奪われて流れを失い、第1戦に続いて敗れた。

　昨年、NTTグループの再編によって浦安に強化が集約され、大阪（旧NTTドコモ）が3部に降格。だが、浦安は入れ替え戦の末に1部に残留できず、今季は2部からの再スタートを強いられた。

　今季、3部で戦った大阪は優勝して2部昇格を決めた。日本代表フランカーのファンデルヴァルトらが加わった浦安も2部のリーグ戦では順位決定戦も含めて12戦全勝。1位となって入れ替え戦に臨んだが、花園に昇格を阻まれた。来季、NTTを母体とする2チームが2部で戦うことになる。