張本智和、男子史上最年少3冠ならず「圧倒されていた」シングルスは戸上隼輔が連覇

[ 2023年1月29日 16:15 ]

卓球・全日本選手権最終日 ( 2023年1月29日    東京体育館 )

<卓球全日本選手権・男子シングルス決勝>第3ゲーム、戸上(右)と打ち合う張本(撮影・会津 智海)
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 男子シングルス決勝で、張本智和(IMG)は戸上隼輔(明大)に敗れ、5年ぶり2度目の日本一と男子史上最年少の3冠を逃した。

 「気を引き締めて臨みたい」と話していた大会最終日。準決勝で曽根翔を下すと、決勝は昨年王者の戸上と激突した。

 第1ゲームを8―11で落とし、第2ゲームは12―10で奪った。勝敗を分けたのは第3ゲームか。ジュースの死闘の末、15―17で奪われた。後がなくなった第5ゲームは踏ん張ったものの、第6ゲームで終戦した。

 今大会の張本は早田ひな(日本生命)とのペアで混合ダブルス、森薗政崇(BOBSON)とのペアで男子ダブルスを制覇。82、83年度の斎藤清に続く男子史上2人目、男子では初の10代での3冠を視界にとらえていたが、あと一歩及ばなかった。

 張本は試合後、「終始、劣勢で圧倒されていた。3ゲーム目を取り切れなかったのが大きな敗因。3年ぶりにメダルで最低限の目標はクリアできたけど、目指すところは優勝。来年またリベンジできるように頑張りたい」と話した。

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