篠塚大登は4強止まり パリ五輪選考ランクは2位キープも「まだ実力足りない」

[ 2023年1月29日 13:20 ]

卓球・全日本選手権最終日 ( 2023年1月29日    東京体育館 )

 男子シングルス準決勝で篠塚大登(愛知工大)は前年覇者の戸上隼輔(明大)にフルセットの末3―4で敗れ、4強で今大会を終えた。来年のパリ五輪選考ポイントランキングでは張本智和に次ぐ2位付ける篠塚は、今大会の結果で40点を加算。計153点として2位をキープした。

 最初の2ゲームを連取した篠塚だが、その後の3ゲームを取り返されて後がなくなった。第6ゲームは奪い返してフルセットに持ち込んだが、最終セットは2連覇を目指す相手の力に屈した。

 試合を終えた篠塚は、「(序盤は)作戦がうまく行きすぎて、2―0になっても、ここからが勝負だと思っていたが、一気に追いつかれた。(第3、4ゲームの)どちらか取りたかった」と悔やんだ。五輪選考ポイントランキングではシングルス代表となる2位を守ったが、「大事な大会で結果を残せたことは自信になったが、まだ戸上さんや張本選手に勝つには実力が足りない。もっと成長したい」と言葉に力を込めた。

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2023年1月29日のニュース