現役時代のライバル・二所ノ関親方「一時代が終わったかな。寂しい気持ちもあります」

宮城野親方断髪式

断髪式で、宮城野親方（元横綱・白鵬）のマゲにハサミを入れる元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方
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　宮城野親方（元横綱・白鵬）の現役時代のライバルだった二所ノ関親方（元横綱・稀勢の里）は「一時代が終わったかな。寂しい気持ちもあります」と心境を語った。

　常に「大きな山」として存在し何度も打ちのめされたが、10年九州場所2日目、白鵬の連勝を63で止めた一番は相撲史に残る名場面。「自信にもなったし、あの一番で成長もできた。横綱の壁は高かったが、それがあったからこそ自分の相撲人生もあった」と感謝した。

　▼間垣親方（白鵬現役時代の師匠、元幕内・竹葉山）あんな小さかった人間が横綱になって14年間も務めてくれて、私は幸せです。誰もしたことがない経験をしている横綱だから、経験してきたことを今の若い衆に全部教えていってほしい。