卓球パリ五輪代表争いは24年全日本が最終局面　今年16強止まりの伊藤美誠が「死のブロック」呼ぶ

卓球・全日本選手権最終日 （ 2023年1月29日    東京体育館 ）

伊藤美誠
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　22年に始まった24年パリ五輪の代表選考レースは、24年全日本選手権で決着する。国内大会で最も高いポイントが得られる来年の大一番で鍵を握るのが、女子の伊藤美誠（スターツ）だ。

　今年の全日本のシングルスで、伊藤はまさかの6回戦敗退を喫して16強止まり。これが来年の組み合わせに大きく影響する。今年の全日本上位選手は来年の大会でシードされ、ベスト8の選手は準々決勝までは当たらない組み合わせとなる。

　伊藤は16強で終わったため、今年の大会で上位進出した早田ひな（日本生命）、石川佳純（全農）、平野美宇（木下グループ）と伊藤が8強入りを懸けた6回戦で激突する可能性も。伊藤が入ったトーナメントのブロックは「死のブロック」になりそうだ。