松山英樹　体調不良も底力！8差15位浮上　「いい流れでプレーしたい」

米男子ゴルフツアー　ファーマーズインシュアランス・オープン　第3日 （ 2023年1月27日    米カリフォルニア州　トーリーパインズGCサウスC＝7765ヤード、パー72 ）

第3ラウンド、11番でバーディーパットを決める松山英樹
Photo By 共同

　36位から出た松山英樹（30＝LEXUS）は5バーディー、2ボキーの69と伸ばし、通算4アンダーで首位と8打差の15位に浮上した。蝉川泰果（22＝東北福祉大）は通算イーブンパーで49位、小平智（33＝Admiral）は通算1オーバーで60位。サム・ライダー（33＝米国）が通算12アンダーで単独首位をキープした。

　松山が万全でない中でも底力を見せた。後半1、2番で連続バーディー。4番では残り155ヤードの2打目を約10センチにつけてスコアを伸ばした。風邪の影響でせき込む場面もあったが、右に行く傾向のあったティーショットをしっかり修正。「良いプレーはできたと思うけど、合わせ、合わせなので先はないかなという感じですね」と独特の表現で振り返った。首位とは8打差。「3日目のように、いい流れでプレーしたい」と静かに追い上げを目指す。