卓球パリ五輪女子選考レース 全日本Vの早田ひな独走態勢に 伊藤美誠は4位後退 石川佳純は5位浮上

[ 2023年1月29日 16:28 ]

卓球・全日本選手権最終日 ( 2023年1月29日    東京体育館 )

<卓球全日本選手権・女子シングルス決勝>優勝し皇后杯を手に笑顔を見せる早田(撮影・会津 智海)
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 24年パリ五輪の選考ポイントが得られる日本最高峰の舞台を終え、女子は大会前にトップに立っていた早田ひな(日本生命)が優勝し、独走態勢に入った。

 首位の早田が224点と伸ばし、全日本準優勝の木原美悠(エリートアカデミー)が156点で大会前の4位から2位に浮上。平野美宇(木下グループ)が134点、6回戦敗退だった伊藤美誠(スターツ)は127・5点で大会前の2位から4位に後退した。石川佳純(全農)は127点で大会前の7位から5位に上がった。

 これまでの五輪ではシングルスの代表は世界ランクで決定していたが、パリに向けては日本協会強化本部が定めた大会で得られるポイントで選考。今後の選考大会は獲得ポイントがここまでの大会の2倍となるため、まだまだ順位が変動する可能性が残されている。

 24年1月の全日本終了時点でポイント上位2人が、シングルスの代表候補に。団体戦要員となる残り1人はシングルス代表とのダブルスの相性などを考慮して選出し、男女各3人の代表から最高のペアリングとなる混合ダブルスの代表を決める。

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2023年1月29日のニュース