【“かなだい”と一問一答(1)】ツイズルのミスに「ちょっと立ち直れない…」

[ 2022年3月25日 23:51 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2022年3月25日    フランス・モンペリエ )

<世界フィギュア2022 RD>演技する村元哉中&高橋大輔(撮影・長久保 豊)
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 アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が67・77点をマーク。ツイズルなどでのミスがあったが、上位20組による26日のフリーダンスに進出した。カップルとしては初となる世界選手権の演技を終えた一問一答は以下の通り。

 ――演技を終えて。

 村元「最初から落ち着いて最後まで演技ができた。調整もうまくいっていたので、自信を持って滑るだけという感覚で滑り出した。レベルが何箇所か獲れていなかったところがあるので、それが点数に響いたのはある。感覚としては一緒の初めての世界選手権、私は楽しみました」

 高橋「滑り出しから落ち着いていましたし。楽しんでパフォーマンスすることができたんですけど、僕の方はツイズルの方で2個目のツイズルを飛ばしてしまったので。それが点数にも響いている。練習でツイズルは自分の中で自信が100%持ちきれなかった部分が世界選手権の大きい舞台で演技として出てしまったのかな。それは僕がアイスダンサーとしての課題があるんだろうなと改めて実感したんですけど。最初から最後までパフォーマンスは練習してきたことを出せたと思うので。全体としては良かったですけど、取りこぼしだったり、ツイズルのミスが悔しい部分と。今はちょっとショックというか…ちょっと立ち直れないところがある。初めての世界選手権、哉中ちゃんと楽しく滑れました」

 ――2人では初めての世界選手権。今日はどんな声かけをしたのか。

 村元「今日はいつもよりはあまり声かけしていなかったというか。とにかく楽しもう、というのと。本当に練習から自信を持って挑んだので、あまり声をかけないと、というのはあまりなくて、大丈夫だと。集中してできていた」

 高橋「お互いを信じて、じゃないですけど、そういう空気感の中で楽しんでやろうというのと。マリーナ・コーチからも“今まで練習してきたんだから、あとは楽しんでいる姿を今みんなに見せて、みんなを楽しませてあげてください”と。その気持ちで入りました」

 ――世界選手権での「ソーラン節&琴」

 村元「滑っていて楽しかった。お客さんも凄い盛り上がってくれた。曲が琴に変わった時にテンションが上がった。滑っていて気持ちよかったです」

 ――枠や順位以外の目標、成し遂げたいことは。

 高橋「大会の目標の一つにリズムダンスで完璧な演技をというのがあったんですけど。それを果たすことはできなかったんですけど。フリーに進んだので、思い切り。枠だったりはもちろん大事ですけど、それ以上にこういった経験を思い切り楽しむことがより一層大事。世界選手権という空気感を楽しんで、全力でやりたい」

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