高橋大輔 ミスが出たツイズルは「4回転ぐらい」の難度 世界選手権アイスダンスRDは67・77点

[ 2022年3月25日 22:19 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2022年3月25日    フランス・モンペリエ )

<世界フィギュア2022 RD>演技する村元哉中&高橋大輔(撮影・長久保 豊)
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 アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が67・77点をマークした。

 村元が赤、高橋が黒の衣装を身にまとって「ソーラン節&琴」の和のプログラムを熱演。「どっこいしょ」の音頭に乗ったリフトなどで会場の観衆から拍手を浴びた。後半に入って高橋の滑りがやや乱れる場面もあったが、演技を終えた後は笑顔で抱き合った。

 村元「凄い、今回は落ち着いて滑れていたなと感じます。2人の一体感もあったと思う。ツイズルですよね。そのほかは良かったと思うんですけど。ちょこちょこレベルが取れていなかったのが点数に響いたのかなと思いますけど、自信を持って滑れたとは感じた。私は良かったと思います」

 高橋「滑り出しから、好調だなというのはあったけど…。良かった分、欲が出たのか…。僕自身がツイズルで苦労している部分があったので、100%の自信を持てていなかったのが世界選手権という高い緊張感の中で出てしまった。そこは課題になる部分だと思いますけど、全体としては悪くなかった」

 ミスが出たツイズルに関して、シングルでも十分な実績を誇る高橋はこう振り返った。

 「シングルスケーターとして、アイスダンスに出た時にツイズルがこんなに難しいとは思っていなかった。(シングル)4回転ぐらい、ですかね。回転の速度を合わせたりしないといけない。お互いの良いところを合わせないといけない。キレイに合わせるのが難しい」

 自己ベストは更新できなかったが、上位20組による26日のフリーダンスに進出した。

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